- 2016.09.12
- マクロビと薬膳の共通点と大きな違い ~ホントは言いたい★レッスン2
☆9月11日~15日の木曜まで、代表の杏仁美友が、薬膳プチ講座をいたします☆
★お題:マクロビオティック
実は講座の説明会などで、よく聞かれるんですよ。
マクロビと薬膳って、違いますよねって。
違うのにどうして一緒にされるのか・・・?
これは「似たような部分」と「そうでない部分」が
混在(混沌?)しているからなんです。
★似た理論
・身土不二
→人間も大地もひとつに繋がってて、
切り離すことができない。
つまり「天人合一」とにたような意味で、
自然が大宇宙なら、私たちのカラダは小宇宙。
お互いが影響を受けながら
共存するのが望ましい。
よって、旬のものを食べるとか、
日本で育ったものを食べるとか、
その土地でとれたものを食べるといい、
という話につながる。
・陰陽
万物は、
陰と陽に分けて考えることができる
ということ。
カンタンに分類すると
陰=冷たいとか、静的
陽=温かいとか、動的
そして、「陰と陽のバランスをとると健康」
というのも同じです。
バランスが取れると中庸になる、のも同様に。
★非なる部分
ざっくりいうとマクロビの理論は「陰陽」が主。
カンタンにいっちゃえば、植物は陰性、人間は陽性。
なので、お野菜を食べるとカラダのバランスが整う。
肉は陽性なので、陽性同士だとバランス悪いよね?
となる。。(らしい)
らしい、といのは
薬膳とは陰陽の分け方も異なるからなの。
でも、中医学(薬膳)では 陰陽だけでなく、
臓腑もあれば、気血津液、八綱弁証、衛気営血・・・と
弁証方法がたくさんあるのだ。
つまり、すべては陰陽にわけることができるけど、
シソはカラダを温め(温性)
辛味で、肺や消化機能に作用する、となり、
人の体質も、
寒がりで(陰性)、元気不足で(気虚)でも水はけが悪い(水毒)
というように
陰と陽だけではくくれない。
というか、陰陽や虚実が混ざり合うのは
よくあることなんです実際は。
これね、誤解してほしくないは、
どっちがいいとかではないの(笑。軽くフォロー)
もともと「ものさしが違う」ってことです。
でもね、マクロビを提唱した桜沢如一という方は
やはりすごいと思う。
中医学とは歴史がちがうけど、
陰陽の理論を深く整理・追及したのは確か。
「玄米菜食」ってわかりやすいもの!
ということで、今日の授業は終わり!☆♪
起立、
礼、
着席~~!
今週は木曜日まで授業があります☆
明日をお楽しみに・・・♪
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