- 2016.12.29
- ストレス性の白髪や、うるおい不足の肌に「杞園膏」(摂生秘剖)
~古典で紐解く美容レシピのご紹介♪~
中医学辞典などに、髪の別名は「血余」つまり
「血の余り」と記されています。
なので、髪に栄養を与えるには、
精血を蓄える腎や、血の量をコントロールする肝に
作用する食材を摂るのがオススメなんです。
クルミ、クコの実、何首烏、黒豆、黒ゴマ、
アキョウ、烏骨鶏、当帰、レバーなどが代表的なんですが、
今回は「摂生秘剖」という古典に掲載されているレシピをご紹介します。
クコの実 300g
桂園肉 300g
氷砂糖 300g
1、クコの実、桂園肉、水を土鍋に入れて煮込み、ときより
水を加えながら煮詰める。
2、生薬の匂いがなくなったところでかすを取り除き、
さらにとろ火で煮詰め、氷砂糖を加えて軟膏状にする。
3、これを磁器のいれものにいれ、適当な時に一回2~3匙を頓服する。
(中医美容学の記載では毎日2回、1~2匙とある)
ちなみに、桂園肉とは竜眼肉のことで、
ライチに似た、南国のフルーツです。
これ、かなり甘~い気がしますが、
精神を安定させ、
陰と陽の両方が摂取できるレシピですね♪
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