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2022.09.21
世界的にも珍しい国民の祝日、秋分の日のこと

世界的にも珍しい国民の祝日、秋分の日のことを書かせていただきます。
たがやす薬膳コンシェルジュです。


9月23日は昼夜の長さが等しくなる秋分の日。
秋分の日は『先祖をうやまい、なくなった人々をしのぶ日』で、
春分の日は『自然をたたえ、生物をいつくしむ日』だそうです。
このような日を国民の祝日とするのは世界的にも珍しいらしく、
たしかに、こうして考えるとなんとも贅沢な祝日ですね。


で、この日に食べるものといえば、『おはぎ』。

と、ここで少し話が脱線しますが(^^;)


『おはぎ』は春は『ぼたもち』夏は『夜船(よふね)』冬は『北窓(きたまど)』とよばれるそうなんですがご存じでしたか。
これは、おはぎは餅をつかずに作れる=つき知らず=船がいつ着いたかわからない=夜船
つき知らず=月知らず=冬は北窓からは月が見えない=北窓、という言葉遊びからきているそうです。
なんとも風流といいますか、強引といいますか、平安貴族的な香りを感じるのは私だけでしょうか。
こんなこと考えていたなんて、日々の生活に余裕を感じずにはいられません。


話を戻しまして、おはぎを食べるようになった由来は諸説ありようですが、
邪気を払う小豆と、上等品だった砂糖をつかった高級な菓子を先祖に捧げたのが始まりともいわれます。


小豆は余分な水分や熱をとってくれるので、まだ暑さや湿気が残るこの時期にはおすすめです。


また、地域によっては里芋を食べたり、
ウソかホントか『見つけると舞うほど嬉しい』ことから名付けられたというマイタケを食べる習慣もあるそうです。


ちなみに、里芋は親芋を取り囲むように子芋ができることから子孫繁栄の象徴とされ、夏に弱った胃腸を整え食欲増進にきくといわれます。
マイタケは免疫力をアップし、元気をくれる食材です。


どれもこの時期にぴったりな食材ですね。
先祖に感謝しつつ、ちょっと風流を感じながら夏に疲れた身体をいやしたいと思います。

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