- 2024.10.12
- 潤いと元気を補う、きのこと蓮根のパスタ
潤いと元気を補う、きのこと蓮根のパスタをご紹介します。
乾燥を感じる今日この頃。
先日、暑さから涼しさを感じた日に、
話す時に声がかすれたり、咳ばらいをしたりする方を何人か見かけました。
これは乾燥しているなと。
乾燥しているから潤わさなきゃ、と思ったり、
一過性のものだから放っておこう、という人もいるかもしれません。
考え方はいろいろあるかと思いますが、
薬膳をしている身としては、「潤いが必要だな」と思うものです。
本来はそう感じる前から対策を行って乾燥しないようにするのがベストですが、
今はケアが必要な時期になってきています。
そこで、体や腸の潤いと、元気を補う、秋らしいメニューを作りました。
きのこペーストを作り、生クリームなどでソースにして、蓮根を具材として合わせました。
メインの食材はキノコ類と蓮根(2つですね~)。
きのこ類は、椎茸、ぶなしめじ、舞茸、マッシュルームを。
椎茸は胃に良いもので、消化を促し元気をつけてくれるもの。
発疹を促し、出血を止めるので不正出血にも良いです。
舞茸は脾胃によく、元気を補ってくれるもの。内臓虚弱、元気不足、体力不足に、
マッシュルームは体の熱を冷まし、肺を潤し(空咳、痰)胃腸虚弱、元気不足に良いものです。
そして秋の潤いと言えば、蓮根です。
体の熱を冷まし、肺を潤し口の渇きを癒してくれます。
体の熱を冷ますものとしては珍しく、血行を良くしてくれるのも良いところ。
また、ソースに合わせた生クリームは
潤い、便秘によく、五臓の働きを高めてくれるもの。
牛乳の良さとバターの良さが合わさっていますね。
総じて元気を補ってくれて、潤って、消化や便秘に良いものとなります。
肺を潤すことで咳などを防ぎ、腸を潤すことで便秘などを防ぎます。
潤すものは体の熱を冷ますものが多いので、ニンニクと鷹の爪も加えました。
では作り方を。
【材料】
*きのこペースト/作りやすい量
椎茸 5個 60g
マッシュルーム 110g
しめじ 110
舞茸 120
ニンニク 3片
オリーブオイル 大さじ3
鷹の爪 1本
塩 小さじ1/4
白ワイン 大さじ1
*パスタ/1人分
パスタ 80g
きのこペースト 50g
生クリーム 1/2カップ
蓮根 60g
パルメザンチーズ 大さじ1
パスタの茹で汁 大さじ1
塩 ゆでる時は水1ℓに対して小さじ1~2
胡椒 適宜
【作り方】
*きのこペーストを作る
1.椎茸、マッシュルームは薄切りに、しめじ、舞茸はバラバラにほぐす。
ニンニクはみじん切りに、鷹の爪は種を取り除く。
2.フライパンにオリーブオイル、ニンニク、鷹の爪を熱し、
オイルに香りが移ってきたら1のきのこ、塩を入れる。
中火~強火で炒め、白ワインを入れて強火で水分を飛ばすように炒める。
3.火が通ったら火を止めて粗熱を冷まし、
フードプロセッサーで撹拌する(粗目でOK)。
*パスタを作る
1.蓮根はいちょう切りにして水に10分ほどさらす。
2.大きい鍋に水を沸騰させ、塩を入れ、パスタを茹でる。(茹で時間は表示通り)
ゆであがる3分前に蓮根を入れ、一緒に茹でる。
3.フライパンにきのこペースト1人分、生クリームを入れて火にかけ、
全体を混ぜ合わせる。
4.沸騰して来たら、ゆであがったパスタを入れて全体を絡め、
パルメザンチーズを振り入れて全体を混ぜたら、出来上がり!
きのこを炒める時に弱火にしてしまうと水分がどんどん出てきてしまうので、
中火~強火で行うと良いです。
きのこのうまみをしっかり感じられる=秋のおいしさを感じられるメニューです☆
残ったきのこペーストは、バゲットに付けて焼いて食べてもおいしいです。
いろいろ活用してみてくださいね!
以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。
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