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2024.10.26
風邪の時につくったスープ

風邪の時につくったスープをご紹介します。


先日、風邪をひいた時に大腸に熱がこもって便秘になってしまいました。


風邪などで熱があると、体の水分を発散するので、
肌や肺、腸などが潤い不足になり通常よりも体が乾燥します。


水分補給が大切なのはわかっていたので、
しっかり取っていたのですが(利尿作用があるものより、水分を補ってくれるもので)それでも調子は良くならず。
そんなに熱も出てないぞ、おかしいなぁ、と思っていたのです。


そこで私が飲んだ市販薬の副作用を調べてみたら便秘、とありました。
喉の痛みを軽減するものを飲んでまして、効果もきちんとありました。
(さすが、即効性は薬膳よりも化学のお薬ですね〜)。
そうしたら副作用かー!と納得です。


こういう時は熱を冷まし、腸を潤すことが大切です。
微熱もあったので、清熱も必要。
幸いなことに食欲はあり、胃は元気。
ということで、熱を冷まし、腸を潤して便通を良くするものを食べよう!と作りました。
(ここまでが長いですね)


今回は、豆もやしが体の熱を冷まして便秘によく、
大豆で元気も補給できるのでメイン食材に。
そして潤いの豚肉、そして潤いと清熱の水菜を合わせてスープにしました。 
体の熱を冷ますものが多いので、サラダなどではなくスープにして、
胃を労わり消化しやすくしています。


豚肉は気を補い、潤いを与えてくれるもの。
水分不足での便秘にも良いものです◎
水菜は体の熱を冷まして、解毒や便秘に良いものです。


このほか、
清熱の食材ではバナナや柿、梨などのフルーツ、
きゅうりや茄子などの夏野菜も熱を冷ましてくれます。
そして今回あったら入れたかったのが、筍です。
体の熱を冷まして水分代謝を良くし、便通も良くするものなので、よかったら合わせてみてください。


肺と大腸は表裏の関係で、肺の具合が悪いと大腸にも影響が出やすく、
大腸に熱がこもると肺も具合が悪くなりやすいのです。


幸い、今回私は肺は乾燥していず大丈夫で、咳などもなかったので、
肺からの大腸、ではなかったようですが、気をつけていきたいですね。

豆もやしと豚肉のスープ.jpg


では作り方を。


【材料】4人分
豆もやし 一袋
豚肉 50g
水菜 2束
鶏がらスープの素 大さじ1
生姜のすりおろし 小さじ2
水 6カップ


【作り方】
1.鍋にお湯を沸かし、鶏がらスープ、生姜のすりおろしをいれる。

2.豆もやし、一口サイズに切った豚肉を入れて煮る。

3.しっかり火が通ったら水菜を入れて軽く火を通したら、出来上がり!


体の熱を冷ましたいので、黒胡椒やラー油などの体を温めるものや刺激があるものは一切なし。
シンプルな味付けです。


ちなみに、これで体の調子は良くなりました!
個人的実験のようなものなので、
参考にしてみてください。


寒くなり乾燥しているので、喉や体を潤して、風邪予防していきましょう!


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。

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