お知らせInformation

2022.09.24
【10月薬膳ワンデー"秋の中華料理"からの試作料理①】

10月薬膳ワンデー"秋の中華薬膳"からの試作料理をご紹介します!
(私が担当させていただきます!!)


メニューはもう決まっているのですが、セミナーなどを行うときはいろいろ試作&実験を行います。
その試作した時に余った材料で作ったものも、必然的に秋にピッタリなメニューが出来上がります。


薬膳メニューを決める時は、通常の料理を作る時とは少し違って、
「この効果を出したいからこの食材たちを使ってできるものを!」と考えます。
食材ありきなんですね。食材も1つで出来上がるわけではないので複数の組み合わせになります。


それがおもしろいところで、毎回宿題かのように考えます。。
食べるものなので味も大切ですよね。


ということで、実験の合間に作った1つが"豚肉とセロリ麺"。
秋の乾燥&最近の雨のむくみや憂鬱さにちょうどよい、潤って巡らせるメニューです。

豚肉セロリ麺

では作り方を。


【材料】2人分
豚肩や豚バラ 100g
料理酒 大さじ1
塩 小さじ1/2
鶏ガラスープ カップ2~3(顆粒の場合は小さじ3くらい)
生姜 1片(すりおろし)
ネギ 10cm(みじん切り)
麺(お好みのものを)2人分
お好みでラー油

*セロリのナムル (作りやすい量) 
セロリ 1本
ごま油 小さじ1
塩 小さじ1/2
白ごま 小さじ2
ニンニク 1片(すりおろし)


【作り方】
1.セロリのナムルを作る(作り置きしておいても〇)
セロリは筋を取り、斜め薄切りにしてボウルに入れる。
塩、ごま油、すりおろしたニンニク、ゴマを入れて混ぜ合わせる
2.豚肉を食べやすい大きさに切り、料理酒、塩でもみ、10分位置いておく
3.麺を茹でる
4.麺を茹でるのと同時に、別の鍋で鶏ガラスープと生姜のすりおろしを火にかけ、豚肉を茹で、一旦取り出す
5.器に麺を盛り、4のスープ、豚肉、セロリのナムルをお好みの量盛り、
みじん切りにしたネギ、ラー油をお好みでかけて、出来上がり!


ちなみに麺はとうもろこし麺にしました(とうもろこし麺は体を冷やさないのです!)。
秋分を迎え肌寒くなってきたので、スープが体に沁みますね...
シンプルですが体が温まって、潤いも、元気も補うメニューです。


10月の薬膳入門ワンデー、私もとても楽しみにしています♪
食べるのも作るのも大好きなので、みなさんのお役に立てるお話ができればと思います☆


☆お申し込みはこちらから☆
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何卒よろしくお願いいたします!!


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


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2022.09.10
乾燥対策の、梨とぶどうの白和え

乾燥対策の、梨とぶどうの白和えをご紹介します。


秋の気配を感じてくると、私は唇や肌に変化がすぐに訪れて、乾燥の季節が来たな...と感じます。
それはそれは簡単に、季節が体に現れてきます笑


今年もすでに感じているので、まだ体感的に涼しさを感じない方も、早めに乾燥対策に入るのがおすすめです。


そんな乾燥対策向きの食材の中から、フルーツを使ったメニューを作りました。

梨とぶどうの白和え


梨は水分補給し喉の渇きを癒やし、咳を止めてくれるもの。喉の痛みも癒してくれます。
そのまま食べたり、甘いスープにしてもいいですね。


ぶどうは気血を補ってくれるもの。発熱の喉の渇きや咳にも良いです。筋や骨にも良いという、エイジングケアにも向いている素晴らしい果物です。梨とはまた違う作用ですね〜


豆腐も体に必要な水分を補給して潤してくれるもの。乾燥の季節にピッタリです。


白和えの和え衣には、白ごまペーストも入っていて、こちらも腸を潤してくれるもの。乾燥からくる便秘に良いです。


体を潤すものは体の熱を冷ますものが多いのですが(水分が豊富ですからね〜)梨と豆腐がその冷やすものなので、胃が弱っている時は温かいスープなどで食べるのがおすすめです。


では作り方を。


【材料】
梨 一個
ぶどう お好みの量
絹ごし豆腐 一丁(300g)
ねりごま(白) 大さじ1
塩 小さじ1/2
蜂蜜 小さじ2

【作り方】
1.豆腐の水切りをする
豆腐を布巾やキッチンペーパーに包みボウルに入れ、上から重しを置いて水切りする(30〜60分、画像のものは60分位しっかり水切りしてます)
2.ボウルを用意し、1を濾し、ねりごま、塩、蜂蜜を入れてしっかり混ぜ合わせる。和え衣の出来上がり。
3.梨の皮を剥き一口サイズに切る。ぶどうは房からはずす
4.器に2と3を一緒に盛り付けて、出来上がり!


豆腐の水切りさえすれば(放っておいてできますが...)あとは混ぜて和えるだけの、簡単メニューです。
個人的に何であれ白和え好きなのですが...野菜と合わせてもフルーツと合わせても万能だなぁーと思います⭐︎


旬のフルーツを活かして、一緒に潤いましょう〜♪


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


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2022.08.27
夏の疲れを癒す、茄子とトマトの黒酢マリネ

夏の疲れを癒す、茄子とトマトの黒酢マリネをご紹介します。


暑さの峠を越え、夏の疲れが出てくるころですね。
体の疲れをいやし、水分補給して血行も整えるメニューとして、
血行促進・利尿作用・体を冷やしすぎない、をポイントに食材を選びました。

フーディ 001.JPG


茄子は、のぼせなどの体の余分な熱を冷まし、血行を良くして余分な水分を輩出(むくみなど)してくれる食材。
胃の調子も整えてくれるのでご飯の副菜としてもいいですね。
また、血行を促進するのに体の熱を冷ますという珍しい野菜でもあります。
(血行促進することで体を温めるものが多いのです)
王道の夏野菜、逆にいうと夏以外は体を冷やさないように温めるものと組み合わせるのがおすすめの食材です。


トマトも同じく体の余分な熱を冷ましてくれるもの。そして水分補給してくれます。
暑さからくるイライラも、押さえてくれる食材ですね。


そして体を冷やしすぎないように、そして消化にも良いように黒酢・生姜・ネギを組み合わせました。


黒酢は血行を促進して体を温めるもの。汗の出すぎも押さえてくれます。消化促進にもおすすめです。
そして生姜とネギ。薬味いっぱいで入れるとおいしい!のはもちろんですが、黒酢と同じく血行促進し体を温めてくれるものです。


"薬膳"という意識ではなくても、茄子・トマト・黒酢(お酢)・生姜・ネギという組み合わせを夏から秋に食べる方も多いのではないでしょうか?


では作り方を。


【材料】
茄子 3本
トマト 2個(中サイズなら4個ほど)
ネギ 20cm
*黒酢 大さじ3
*醤油 大さじ1.5
*きび糖 大さじ2
*生姜(すりおろし)小さじ1
*ごま油 小さじ1
大葉 5枚


【作り方】
1.茄子は洗いヘタを取り、上の所を十字に切り目を入れる。ラップに包み3~4分温める
 粗熱が取れたら手で4本くらいに割く(やけどに注意!)
2.トマトは6分割に切る。ねぎはみじん切りにする。大葉は細切りにする
3.*をすべてボウルに入れて混ぜ合わせる
4.3に1の茄子、2のトマト、ネギを入れて和える
5.お皿に盛り、2の大葉を上に乗せて、出来上がり!
和えてから少し時間をおいた方が茄子から水分も出て味がなじんでおいしくいただけます。


レンジで蒸し茄子を作るので、とっても簡単に出来上がります。
トマトの皮は剥くと味が染みるので、お好みでやってみてください。
男女問わずこの料理は人気が高く、食欲も増進してくれるので、私の夏の定番料理となっています!
ぜひ作ってみてください☆


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


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2022.06.25
湿気を取り除き元気をつける、ちりめん山椒

湿気を取り除き元気をつける、ちりめん山椒をご紹介します。

二十四節季では夏至を迎えましたが、まだ少し空気が重いですね。
本格的に夏を迎える前に、体調を整えておきたいところです。


梅雨の季節は湿気を飛ばして気持ちを上げたくなる時。香辛料、スパイス類をよく取り入れるのですが(前回のカレー同様)、今回は旬の実山椒を使ってみました!


"山椒"はピリッと辛く、食べるとじわっと発汗してスッキリするのがいいところ。余分な水分を発散してくれるのです。また、胃の調子を整えてくれるので、湿気でダメージを受けた胃にも良いのです。


今回は、この旬の山椒を使って"ちりめん山椒"を作ってみました。


"ちりめんじゃこ"は気を補ってくれるので、元気がない時におススメの食材です。ご飯にかけて食べたら、お米(も気を補います!)と合わせてしっかりと気を補えます。

実山椒ちりめん山椒

では作り方を。


【材料】
ちりめんじゃこ 70g
実山椒 20g
塩 小さじ1
○酒 100cc
○水 100cc
○みりん 大さじ1
○砂糖 小さじ1~2
○醤油 大さじ1


【作り方】
1.実山椒の下処理をする
実山椒は枝を取り水で洗い、たっぷりのお湯(分量外)に塩小さじ1を入れてで7分ほど、指でつぶれるくらいになるまで茹でる
2.1のお湯をしっかり切りボウルに入れ、たっぷりの水にさらす(さらす時間はお好みで、辛みがあっても良い方は30分ほど、時間をかけると辛みが抜けていきます)
3.鍋に○を入れて沸騰させ、ちりめんじゃこを入れ、弱火~中火で10分ほど煮る
4.3に2の実山椒を入れて5~10分ほど、水分が飛んでパラっとなるまで煮て、出来上がり!


実山椒の処理は、一気にたくさん作っておき冷凍保存するのもおすすめです。
でも作るのがめんどう!という方は、作ってあるものを食べてももちろんOKです。


個人的には山椒の香りがしっかりする方が好きで水にさらす時間は短めなので、お好みで調整してみてくださいね☆


湿気の影響で胃もたれがする等、食欲が減っている方も、さわやかな山椒の香りで、ご飯が進むといいなぁ~と思います。


湿気が多いから水分量を減らすのではなく、水分も摂取し巡らせて、余分なものを排出するのが大切です。
ぜひ作ってみてくださいね♪


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


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2022.06.11
梅雨の除湿に、キャベツのドライカレー

梅雨の除湿に、キャベツのドライカレーをご紹介します。


とうとう関東も梅雨入りとなり、湿気を感じる季節となりました。個人的にも一番憂鬱になる季節です。。
洋服や靴も悩むし、洗濯も大変だし、髪の毛も湿気でまとまらない...と体調以外の憂鬱さも多いんですけど笑


今回は、そんな鬱陶しい季節に合わせた、除湿して体を温めて労わるメニューを作ってみました!

キャベツのドライカレー

梅雨の季節は体にも湿気がたまりやすく、食欲不振や消化不良、体が重い、手足が冷えるなど、脾胃の機能にダメージが出やすくなります。
体の湿気を取り除き、お腹を温めることで整いやすくなります。


そして体の余分な湿を排除するためには、気血を巡らせることが大切です。
今回は、除湿として最初からスパイスがミックスされているカレー粉と生姜を使用しました。
カレー粉は(メーカーにもよりますが)気血を巡らせるターメリックを中心に、シナモン、コリアンダー、クミンなど消化を促進してくれる様々なスパイスが入っているので、とっても便利ですね。
スパイスを入れると塩分控えめでも味がしっかりするので、その点でも(塩分が多いとむくみますので...)おすすめです☆


むくみは胃の不調からくることも多いので、胃の機能を高める食材として、キャベツと牛肉、除湿食材として茄子、コーンと枝豆(この2つは消化機能も高めてくれます!)を選びました。


では作り方を。


【材料】4~5人分
キャベツ 1/2個
茄子 2本
牛ひき肉 200g
コーン(缶詰) 150g
枝豆(皮付きで) 150g
生姜(みじん切り) 小さじ1
ニンニク 1片
サラダ油 大さじ1
カレー粉 大さじ1
*お好みのスパイスがあったら(シナモン、コリアンダー、クミンパウダーなど)少量加えてもOKです
ウスターソース 小さじ1
ケチャップ 大さじ2
塩 小さじ1
黒胡椒 適宜


【作り方】
1.キャベツ、茄子はそれぞれ1cm角に切る。枝豆は塩茹でして皮を取り外す(冷凍枝豆でもOK!)

2.鍋にサラダ油を入れ温め、生姜、ニンニクを入れて香りが出たら牛ひき肉を炒める。火が通ってきたらカレー粉を入れて軽く炒め、1のキャベツ、茄子、塩小さじ1/2を入れて全体を混ぜ、蓋をして弱火で蒸し焼きにする

3.2のキャベツと茄子がしんなりしてきたらコーン、枝豆、ウスターソース、ケチャップ、塩小さじ1/2を入れて混ぜ合わせ、10分ほど弱火で煮込み、塩胡椒で味を調えて、出来上がり!


油をたくさん使うとその分消化するのに負担がかかるので、油は最小限にして、カレールウなどを使わずにスパイスを使用しました。
唐辛子を入れていないので、どなたでも食べやすいと思います。


出来上がりは、ドライカレーといってもキャベツの水分が出てきますので(水分は入れていませんが)スープっぽい感じです。食べていても「消化良さそう~」と感じていただけるかな、と思います!


ぜひお試しください☆


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。

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