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2024.04.17 NEW
【春キャベツと薬膳 ~ザワークラウト作ってみました~】

春キャベツと薬膳。ザワークラウトを作ってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

今回は、胃腸の調子を整える『ビタミンU(ユー)』別名『キャベジン』でお馴染みキャベツをご紹介。

まずは...
キャベツの働きその①
胃や腸の粘膜を保護し、胃腸の調子を整えます。胃もたれや胸のつかえにも有効です。


ポイントはビタミンU。
ビタミンUは水溶性なので水につけると切断面から出て行ってしまいます。
キャベツの葉は洗ってから切る、水に浸ける時間を少なくするとビタミンの損失を防げます。

キャベツの働きその②
春は肝の気が高まりやすく自律神経に不調がでやすい季節。
キャベツは肝の解毒機能を高めてその働きをサポートします。

キャベツの働きその③
意外にもビタミンCを多く含み、ストレス改善、疲労回復も期待できます。
食物繊維も多いので、ストレスからくる便秘にもお勧めです。
ちなみに、芽キャベツのビタミンCはキャベツの数倍!!

そして...
春といえば適度な酸味も欲しいところ。
ということで、キャベツを乳酸発酵させる料理、ドイツの漬物ともいわれるザワークラウト作りました。
こんな感じです(写真1枚目)。

出来上がったざザワークラウトは、さっぱりしているので、こってりしたソーセージに合わせたり、サンドイッチの具にしたりしていただきます。

キャベツで胃腸を元気に。


簡単発酵食品、ザワークラウト、日持ちするのでぜひお試しください。

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*食材:キャベツ

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2024.04.03
二十四節気と明前茶(みんちぇんちゃ) ~清明のころ~

2024年は4月4日から二十四節気の清明の季節に入ります。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

清明ときくと、陰陽師 安倍晴明を思い浮かべるかたも多いと思いますが、今回は二十四節気という暦の話から始まります。

二十四節気とは、太陽が1年かけて通る道を24に分けて季節を表したもので、清明は春をあらわす季節の5番目になります。
江戸時代に出版された暦便覧では『万物発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽は何の草としれる也』と書かれており、清明は清らかな春先の様子を表す「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略語であるとされています。
中国や沖縄では『清明節』や『清明祭(シーミー)』と呼ばれる、先祖を敬うお盆のような習慣があるところもあるそうです。

さて、二十四節気は主に農耕に用いられてきましたが、お茶の栽培もその一つ。
清明の前に摘んだ茶葉は「明前茶(みんちぇんちゃ)」、清明から穀雨(清明の次の季節です)までに摘まれた茶葉は「雨前茶(うぜんちゃ)」と呼ばれ、特に明前茶は貴重なお茶とされることが多いようです。
時々、お茶に『明前○○茶』と書かれているものがあるので、注意して見てみてくださいね。

お茶の種類はいろいろありますが、日本茶も立派な薬膳茶。
からだの余分な熱をだし、頭をすっきりさせる効果があります。春に起こりがちな目の充血やイライラ解消にもお勧めです。

ちなみに、清明の季節のなかでも4月14日ころからは 虹始見(ニジ ハジメテ アラワル)といわれ、空気が潤ってきて虹が出やすくなる時期だそうです。
雨の日はお茶を飲んでリラックスして、雨が上がったら空を見上げてみませんか。もしかしたら虹がでているかもしれません。

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2024.03.20
赤ワインとクコの実の薬膳酒

赤ワインとクコの実の薬膳酒を紹介します。
たがやす薬膳コンシェルジェです。

と言っても、本格的(?)ではなく、自己流のいわばなんちゃって薬膳酒です。

場所は横浜中華街。クコの実の大袋をもってレジに向かう途中、見知らぬ人から『それ、どうやって食べるんですか』と声を掛けられました。
同じように金針菜を持っていた時も声を掛けられたことがありましたが、気になってるけど食べ方が分からない人がたくさんいるな~っと感じます。
お店の方に、もう少し食べ方とか書いてみたらどうだろうかと、余計なお世話を焼きたくなります。

さて、クコの実は、毎日お茶にして飲んでいるほか、飲み残しの赤ワインにクコの実を漬け込んで『自己流なんちゃって薬膳酒』としていただいたりしています。
もちろん飲み残しじゃなくてもOKです。

クコの実はアンチエイジング効果も期待できるなどスーパーフードとしても知られ、枸杞子(クコシ)という名前で生薬としても使われます。
目の疲れや足腰のだるさ、滋養強壮などなど、その効果は多岐にわたります。

私のなんちゃって薬膳酒を掲載するにあたり調べてみたら、この組み合わせはスタンダードのようで、菊花やドライフルーツと一緒に漬けたものなどイロイロありました。
パソコン作業で目がお疲れの方、赤ワインの飲み残しがある方、軽い気持ちでお試しいただければ幸いです。

追記:クコの実の大量消費としては、杏仁先生が著書でも紹介されていた(大量消費としてではありませんが)ゴジトマジャム(ゴジベリーとトマトのジャム)、かなりお勧めです。

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2024.02.21
生姜の保存に乾姜(かんきょう)をつくってみました

生姜の保存に乾姜をつくってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

生の生姜がたくさんあったので、保存方法を思案してまして。
すりおろしたり、みじん切りにしたものを細かくラップで包んで冷凍してみたり、醤油やハチミツと合わせてタレにして保存したりしてましたが(これも便利ですが)、せっかく空気が乾燥しているので乾姜をつくってみようと思い立ちました。

ちなみに、干姜(かんきょう)は生姜をただ干したもの、乾姜は蒸してから干したもので、乾姜の方がお腹を温める効果が優れていると言われます。

まずは、生姜を薄切りにして(香りだけで薬効がありそう)、蒸し器に並べて蒸す。
ちょっと色が変わればOKとのことで、蒸しはすぐに完了。
陳皮干しでも活躍している竹ざるに並べて干せば乾姜の完成。

写真を撮り忘れてしまったのですが、思った以上に小さくなってしまって、丸まってるし、売っているものとは見た目が大分違ったものになりました。

使うときは水で戻すと薬効が薄まりそうなので(私の主観ですが)、そのまま調味料に浸して使うようにしています。
カラカラに乾いているので、簡単に手で細かくできますし、使い勝手は悪くありません。
私はお腹が冷えやすいので今回は乾姜をつくりましたが、簡単にできる干姜もお勧めです。

空気が乾燥しているうちに、何か干したくなる今日この頃です。

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2024.02.07
柑橘で手作り陳皮 ~みかんの皮を活用したい!~

柑橘で手作り陳皮してます。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

薬膳を始めてから、みかんの皮が捨てがたく...。
今年も九州からたくさんの柑橘をいただいたので、イロイロやってみました。

今回紹介するのは、陳皮。
陳皮はみかんの皮を干したもので、身近なところだと七味唐辛子にも入っています。
デコポンで作る地域もあるそうで、デコポン陳皮もチャレンジしてみました。

陳皮は消化不良や食欲不振、咳や痰にもおすすめです。
作り方は皮を干すだけ。
お気に入りの竹ざるをつかって干します。

干していると部屋全体がほどよいみかんの香りに包まれて、自然と気の巡りがよくなるようです。

実際に含まれているリモネンといわれる香り成分には血流改善やリラックス効果があり、ヘスペリジンといわれるポリフェノールは冷えやアレルギー対策にいいといわれます。

さて、カラカラに乾燥したら半分くらいはミルで細かく引いて粉状にしておきます。
こうしておくと、うどんや酢の物などのトッピングや、蒸しパンに入れたりして手軽に使えます。
一味唐辛子と混ぜておけば(7:3くらいがおすすめ)、陳皮唐辛子の完成です。

残りは少し砕く程度にしてお茶にして飲んだりします。
『なんだかお腹がスッキリしない』時や『あったまりたい』時に飲みます。
そう、陳皮は温性です。

他にも柑橘類の皮は、マーマレードや入浴剤、シンク掃除などイロイロ活用しています。
干すだけ陳皮。
一度作ったら皮が捨てられなくなるかもしれませんが、ぜひお試しを。

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