お知らせInformation

2024.06.19
【冬瓜と薬膳 ~冬瓜の調理方法~】

冬瓜と薬膳。冬瓜の調理方法をご紹介します。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

あと数日で夏至=1年で最も昼間が長い日がやってきて、その後は徐々に短くなっていきます。
昼間が長いと得した気持ちになるのは私だけでしょうか(^^)

さて、ちょうど旬を迎える冬瓜、こんな効能が期待できます。
・必要な水分を補給し、喉の渇きやほてりを改善
・不要な水分を排出し、むくみを改善
・頭の方に上がった熱を冷ます・・・イライラを改善

特に「冬瓜皮(とうがんひ)」とよばる皮には、実よりも強い利尿作用があり、生薬として使われることもあります。更に「冬瓜子(とうがし)」とよばれる種は、喉や痰の薬、利尿薬として使われることもあります。

つまりは丸ごと食べるのがベスト。
皮は千切りにしてキンピラに、ワタと種は味噌汁の具にしても◎
ワタや種を食べるのはチョット・・・という方は、お茶袋に入れて一緒に煮込んでエキスだけはいただきましょう。

また、冬瓜は生でも食べられるのでサラダでも◎。
余った冬瓜は冷凍保存もできます。
冬瓜は少し身体を冷やしますが、冬瓜自体はクセのない味なので温性の生姜やエビとも合わせやすい食材です。

低カロリーな上、この時期におすすめの冬瓜。
冬瓜スープでちょっと一休みしてみてはいかがでしょうか。

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食材:冬瓜

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2024.06.05
二十四節気とさくらんぼ ~芒種のころ~

二十四節気とさくらんぼ。
今年は6月5日から芒種(ぼうしゅ)のころに入ります。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

芒種のころは梅雨入り間近の田植えの時期ともいわれ、
各地で様々な祭りや神事が行われたりするようです。
(最近の田植えはもう少し早いのが一般的だそうですが)。

さて、6月といえば梅雨ですが、
梅雨時は胃腸の調子が悪くなりやすく、
関節痛でお悩みの方は痛みがひどくなる時期ではないでしょうか。

それには身体の水はけを良くするのが肝腎です。
豆や貝類など、水はけをよくするものはありますが、
この時期にお勧めなのがさくらんぼです。

さくらんぼはカリウムを多く含み、むくみにも効きますし、
身体の水はけを改善するといわれます。

また、胃腸の働きを助けるので、
胃腸が弱りやすい梅雨時にうってつけなのです。

果物にしては珍しく身体を温めますし、美肌をつくるといわれているとか。

日本では明治ころから栽培されるようになったそうですが、
最近では、粒が大きめのアメリカンチェリーなど種類も豊富です。

湿度が高いと不快指数も高めになりがちですが、恵みの雨に感謝しつつ、さくらんぼを楽しんでみてはいかがでしょうか。

*二十四節気 芒種

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2024.05.15
【らっきょうと薬膳 ~ストレスと疲労にらっきょうを~】

らっきょうと薬膳。ストレスと疲労にらっきょうはいかがでしょうか。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

今年はらっきょうを漬けてみようと意気込んでおりまして、ついでと言ってはなんですが、らっきょうについて調べてみました。

らっきょうは、奈良時代から平安時代に日本に伝わり、そもそも薬として用いられていたそうです。
江戸時代には野菜として普及しましたが、ここでも『畑の薬』と呼ばれていたとか。現在も漢方では薤白(がいはく)という生薬名で用いられています。
『カレーライスの横にいるやつ』くらいの認識だったので、そもそも薬だったとは驚きです。

そしてらっきょうの効能ですが、冷えやストレスからくる腹痛や下痢、吐き気によいとされています。新生活がスタートしてイライラやストレスがたまっている方、お勧めです。

また、独特の臭い成分であるアリシンは(この香りが苦手な方もいると思いますが)、なんと『疲労回復ビタミン』ともいわれるビタミンB1の吸収を助けます。ビタミンB1は豚肉や玄米などに多く含まれるので、合わせて摂れば疲労回復効果バツグンですね。

そして、私の素朴な疑問。らっきょう漬け以外に食べ方はないのか?
ありました。
『ニンニクのホイル焼き』の要領で蒸し焼きにするとホクホクとして美味しいそうです。

甘酢漬けと醤油漬け、両方チャレンジしようと考えていますが、どちらにしろ、お酢にはらっきょうと同じく血行促進作用があります。2つを合わせることでより効果が期待できますし、日持ちもします。

天候不順でストレスも疲れもたまりやすい今日この頃、よろしかったら らっきょう、お試しください。

写真の花はらっきょうの花です♪

*食材:らっきょう

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2024.05.01
二十四節気とタケノコ ~立夏のころ~


2024年は5月5日から二十四節気でいう立夏のころに入ります。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

初夏の挨拶でおなじみ、まさに『風薫る季節』となりました。
すがすがしいこと、この上ないですね。

さて、二十四節気は1年を24個に分けましたが、さらに3つに分けた七十二侯は、立夏の間にこのように移り変わります。
初侯:蛙始鳴(かわずはじめてなく)......5月5日ころ、カエルが鳴き始めます。
次侯:蚯蚓出(みみずいづる) 5月10日ころ、ミミズがでてきます。
末侯:竹笋生(たけのこしょうず) 5月15日ころ、タケノコが生えます。

そうです。末候にもあるように、タケノコの美味しい季節です。
タケノコは陽の気の高ぶりを鎮め、痰を取り除き、尿の出をよくし、むくみ改善にも有効です。
また、食物繊維が多く、便秘やコレステロールの吸収を抑える効果のあります。

ちなみに、切断面にある白い粉はチロシンと呼ばれる認知症予防に効果的ともいわれるアミノ酸です。洗い流さなくてOKです。

で、ですね。
余談ですが、思い出したのです。
幼い頃、タケノコの皮を使っていたことを!!
使えるようにするために、表面に生えているうぶ毛のようなものを軽石でそいでいたことを!!
改めて調べて見ると、タケノコの皮には防腐効果があって、通気性もいいのでおにぎりを包むのにももってこいだとか。
現代でいうラップのようなかもしれませんが、通気性に関してはタケノコの皮の勝ちかもしれません。
おにぎりも写真のように、タケノコの皮で包んであると美味しさが増す感じがしませんか。

乾燥したタケノコの皮を売っているのを見かけることがありますが、次に見たら買ってしまいそうな気がします。

では、5月は端午の節句や母の日などなど、行事が目白押しですが。5月5日にカエル、5月10日にミミズ、5月15日にタケノコに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

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*二十四節気 立夏 タケノコ

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2024.04.17
【春キャベツと薬膳 ~ザワークラウト作ってみました~】

春キャベツと薬膳。ザワークラウトを作ってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

今回は、胃腸の調子を整える『ビタミンU(ユー)』別名『キャベジン』でお馴染みキャベツをご紹介。

まずは...
キャベツの働きその①
胃や腸の粘膜を保護し、胃腸の調子を整えます。胃もたれや胸のつかえにも有効です。


ポイントはビタミンU。
ビタミンUは水溶性なので水につけると切断面から出て行ってしまいます。
キャベツの葉は洗ってから切る、水に浸ける時間を少なくするとビタミンの損失を防げます。

キャベツの働きその②
春は肝の気が高まりやすく自律神経に不調がでやすい季節。
キャベツは肝の解毒機能を高めてその働きをサポートします。

キャベツの働きその③
意外にもビタミンCを多く含み、ストレス改善、疲労回復も期待できます。
食物繊維も多いので、ストレスからくる便秘にもお勧めです。
ちなみに、芽キャベツのビタミンCはキャベツの数倍!!

そして...
春といえば適度な酸味も欲しいところ。
ということで、キャベツを乳酸発酵させる料理、ドイツの漬物ともいわれるザワークラウト作りました。
こんな感じです(写真1枚目)。

出来上がったざザワークラウトは、さっぱりしているので、こってりしたソーセージに合わせたり、サンドイッチの具にしたりしていただきます。

キャベツで胃腸を元気に。


簡単発酵食品、ザワークラウト、日持ちするのでぜひお試しください。

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*食材:キャベツ

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