お知らせInformation

2024.02.21
生姜の保存に乾姜(かんきょう)をつくってみました

生姜の保存に乾姜をつくってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

生の生姜がたくさんあったので、保存方法を思案してまして。
すりおろしたり、みじん切りにしたものを細かくラップで包んで冷凍してみたり、醤油やハチミツと合わせてタレにして保存したりしてましたが(これも便利ですが)、せっかく空気が乾燥しているので乾姜をつくってみようと思い立ちました。

ちなみに、干姜(かんきょう)は生姜をただ干したもの、乾姜は蒸してから干したもので、乾姜の方がお腹を温める効果が優れていると言われます。

まずは、生姜を薄切りにして(香りだけで薬効がありそう)、蒸し器に並べて蒸す。
ちょっと色が変わればOKとのことで、蒸しはすぐに完了。
陳皮干しでも活躍している竹ざるに並べて干せば乾姜の完成。

写真を撮り忘れてしまったのですが、思った以上に小さくなってしまって、丸まってるし、売っているものとは見た目が大分違ったものになりました。

使うときは水で戻すと薬効が薄まりそうなので(私の主観ですが)、そのまま調味料に浸して使うようにしています。
カラカラに乾いているので、簡単に手で細かくできますし、使い勝手は悪くありません。
私はお腹が冷えやすいので今回は乾姜をつくりましたが、簡単にできる干姜もお勧めです。

空気が乾燥しているうちに、何か干したくなる今日この頃です。

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2024.02.10
消化に良く元気をつける、鶏肉と金柑煮

消化に良く元気をつける、鶏肉と金柑煮をご紹介します。


春節を迎え、この時期はめでたさの象徴である金柑を使うことが多いのですが、
今回は金柑の甘露煮と鶏肉を合わせて、冬から春に向けてよいメニューを作りました。


鶏肉は(前回も使用しましたが...)体を温め元気をつけてくれる食材。
疲れている時にも良いですね。


そしてうずらの卵も合わせたのですが、五臓に良い、という素晴らしい食材。
足腰の疲れやによく、気血を補ってくれます。
手軽に組み合わせられるのも便利ですね。


金柑は体を温めるもので、
すっきりした柑橘の香りで気を巡らせて、消化促進してくれるもの。
食べすぎや胃もたれにも良いものです。


みかんは似ていますが体の熱を冷ますもの。
金柑(や柚子)とみかんの違いは主に皮を食べて水分が少ないからかな、と思っていますが、
みかんの皮の陳皮(チンピ)は体を温めるものなので、やはりそうなのかな〜と考えています。
(潤いの食材は体の熱を冷ますものが多いのです)


私は気が滞りやすく、特に春はそのピーク!なので、
意識的に理気食材(気を巡らせてイライラを発散してくれるもの)を取り入れます。
好きなものは体が必要としていることが多いですね~


今の時期は体を温める食材と、
暖かくなってきたら熱を冷ますものも組み合わせています。
自分のその時の体調、体質を考えながら
温めたり冷ましたり、巡らせたり補ったりするのが薬膳料理の醍醐味です。

鶏肉と金柑.jpg


では作り方を。


【材料】
鶏手羽元6本
うずらの卵の水煮 6個
生姜 一片
金柑の甘露煮※ 4個(シロップ大さじ1も)
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
水100cc


【作り方】
※金柑の甘露煮は以前アップしたこちらを参考に。
https://www.y-concierge.info/topics/2022/01/000707.php

1.手羽元は骨に沿って包丁を2箇所ずつ入れておく。金柑は半分に切っておく(種がある場合は取り除いておく)。

2.鍋にサラダ油大さじ1を入れ、手羽元を入れて表面を全体的に焼く。
 うずらの卵、スライスした生姜、酒、醤油、金柑、水を入れて蓋をし、20分ほど弱火で煮込む。

3.蓋を開けて汁を煮詰める。
 汁がとろっとしてきたら火を止めて、出来上がり!

味は鶏肉のマーマレード煮のような感じです。
市販のジャムではなく全部作っているので、
何が入っているのかがわかるのが手作りのいいところですね〜


金柑の甘酸っぱさで食欲も増進されます。
ぜひ作ってみてくださいね!


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。

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2024.02.07
柑橘で手作り陳皮 ~みかんの皮を活用したい!~

柑橘で手作り陳皮してます。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

薬膳を始めてから、みかんの皮が捨てがたく...。
今年も九州からたくさんの柑橘をいただいたので、イロイロやってみました。

今回紹介するのは、陳皮。
陳皮はみかんの皮を干したもので、身近なところだと七味唐辛子にも入っています。
デコポンで作る地域もあるそうで、デコポン陳皮もチャレンジしてみました。

陳皮は消化不良や食欲不振、咳や痰にもおすすめです。
作り方は皮を干すだけ。
お気に入りの竹ざるをつかって干します。

干していると部屋全体がほどよいみかんの香りに包まれて、自然と気の巡りがよくなるようです。

実際に含まれているリモネンといわれる香り成分には血流改善やリラックス効果があり、ヘスペリジンといわれるポリフェノールは冷えやアレルギー対策にいいといわれます。

さて、カラカラに乾燥したら半分くらいはミルで細かく引いて粉状にしておきます。
こうしておくと、うどんや酢の物などのトッピングや、蒸しパンに入れたりして手軽に使えます。
一味唐辛子と混ぜておけば(7:3くらいがおすすめ)、陳皮唐辛子の完成です。

残りは少し砕く程度にしてお茶にして飲んだりします。
『なんだかお腹がスッキリしない』時や『あったまりたい』時に飲みます。
そう、陳皮は温性です。

他にも柑橘類の皮は、マーマレードや入浴剤、シンク掃除などイロイロ活用しています。
干すだけ陳皮。
一度作ったら皮が捨てられなくなるかもしれませんが、ぜひお試しを。

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2024.01.31
南青山Essenceのオーナーシェフに学ぶ!~春の中華粥と絶品薬膳点心~

南青山Essenceオーナーシェフの薮崎友宏さんに、春に摂りたい食材を合わせた春の薬膳粥と台湾の夜市でも人気のコショウ餅を伝授していただきます。

家で作るお粥って味がいまいち......そんな方にも、美味しくできる中華粥のプロの技と春におすすめの具材をお教えします。コショウ餅は、肉だねにたっぷりの粗びき黒コショウと、春にぴったりの薬膳スパイスを加えたものを、一緒に皮から作りましょう。※どなたでもご受講可能

日時:3/17(日)11時-13時半
会場:「表参道キッチンアンドカルチャー」東京都港区南青山5丁目5-10 南青山5510ビル101号室
費用:6,600円(税込)
持ち物:エプロン(受講生はぜひ協会公式エプロンをご持参ください)、お手拭き
調理方法:一部デモンストレーションあり(コショウ餅は、講師と一緒に作ります)
講師:薮崎 友宏(南青山Essenceオーナーシェフ、国際中医師、国際薬膳調理師、NPO法人全日本薬膳食医情報協会理事長)
申込:お申込フォームからお願いします

コショウ餅1.jpg

コショウ餅2.jpg

お粥のイメージ.jpg
*画像はすべてイメージです

2024.01.27
元気を付けて体を温める、かぼちゃと鶏肉のシチュー

元気をつけて体を温める、かぼちゃと鶏肉のシチューをご紹介します。


一年で一番寒いと言われる今の時期。ここを超えると春がやってくる!ということで、
体の中から温めて、春に向けて力を蓄えたいところ。


ということで、今回はお腹を温め元気をつける
かぼちゃと鶏肉をダブルで組み合わせました!


この他に合わせたのは、
胃の機能を整えて血流を良くしてくれる玉ねぎ、
気を巡らせて消化促進してくれるぶなしめじ、
元気をつけてくれるブロッコリー、
肺や胃の機能を整えて体を潤してくれる牛乳です。


具沢山で食べ応えもあるので、
元気をつけるだけでなく、しっかり消化もできるようにしました。

20240124 かぼちゃのシチュー.jpg


では、作り方を。


【材料】
かぼちゃ 250g
鶏もも肉 250g
玉ねぎ 1/2個
ブロッコリー 1/2個
しめじ 1/2個
小麦粉 大さじ3
牛乳 500cc
コンソメ 小さじ2
ローリエ 市町
塩、胡椒


【作り方】
1.かぼちゃは種を取り、一口サイズにカットし、
 耐熱皿に入れてふわっとラップをかけてレンジで3分加熱する。
 ブロッコリーも房を分けて耐熱皿に入れてふわっとラップをして3分加熱する。
 玉ねぎは薄くスライスし、鶏肉は一口サイズに切る。

2.鍋にサラダ油大さじ1を入れて温め、鶏肉を炒める。
 表面に火が通ったら玉ねぎを炒める。
 玉ねぎが透明になったらしめじを入れて炒め、火を弱める。

3.小麦粉を少しずつ加えて炒め、粉っぽさがなくなったら牛乳を少しずつ加え、
 火を中火にする。

4.かぼちゃ、コンソメ、ローリエを入れてとろみがつくまで煮る。
 塩胡椒で味を整えて、出来上がり!


個人的に、冷たい牛乳やカフェラテなどはほとんど飲まず(胃もたれしやすいのです...)
シチューなどの暖かく消化に良い野菜と一緒だと体が吸収しやすいので作ったりします。
乾燥対策にもなるのが良いですね。


ちなみにローリエを入れていますが、肉の臭み消しや風味が良くなるだけでなく、
消化吸収にも良いのでぜひ加えていただきたいです。


ベーシックなメニューですが、寒い時にぴったりなので、ぜひ作ってみてくださいね。


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


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