夏の疲れに、トマトのファルシをご紹介します。
暑さのピークはあと少し、今の時期は夏の疲れが出てくる頃かと思います。
そんな時に水分補給し、胃を労わり、元気を補ってくれるメニューです。

メインはトマトとご飯です。(メインと言いながら2つですが...)
トマトで水分補給、ご飯で元気を補う、というイメージです。
その他の野菜やキノコで胃をいたわり消化を助ける役割をしてもらいます。
トマトは水分補給をしてくれるもの。体の余分な熱を冷ましてくれます。
暑い時期の、のぼせや喉の渇きにピッタリです。
ただ、胃が冷えると体の中が冷えてしまい、消化不良を起こしたり夏風邪につながることもあるので
冷たい状態で食べるよりも常温や温かいものがおすすめです。
夏野菜は味がしっかりしているものが多いので、食欲をアップさせてくれるのもよいところです☆
そしてご飯は元気を補ってくれるもの。
この時期は麺類ばかり...という方もいるかもしれませんが、
水分を含んだお米は消化しやすく、酸味があるトマトが一緒だと食べやすくなります♪
ごはんは玄米とハト麦を合わせたものを炊いて使いました。
玄米は栄養価が高く、炒めてもべちゃっとなりにくいので使用しています。
炒めると食べやすくなるので、固くて食べにくい、おいしくない!と思う方にもおすすめです。
もちろん、白米で炊いたご飯でも大丈夫◎です。
また、ハト麦は体の余分な熱を冷まして水分代謝を良くしてくれるので混ぜ合わせています。
こちらもお好みで試してみてください!
この他の食材は...
枝豆は元気を補ってくれるもの。
血行を良くしてむくみを防止したり、脾胃の機能を整えてくれます。
マッシュルームも同様に、脾胃の機能を整えてくれるので消化を促進してくれます。
暑さで胃が弱っている方にはおススメの食材ですね。
玉ねぎとニンニクは血行を良くして消化促進してくれるもの。胃を労わってくれます。
トマトやマッシュルームで体の熱を冷ますので、冷えすぎないように体を温めてくれる玉ねぎも加えます。
という脾胃によい組み合わせでバランスを取っています。
では、作り方を。
【材料】4個分
トマト 4個
玉ねぎ 1/4個 (大さじ1くらい)
枝豆 40g(豆のみ)
パルメザンチーズ 大さじ1
玄米ハト麦ごはん(※)炊いたもの 180g
マッシュルーム 4個
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ1
塩、胡椒
※3合のご飯で、玄米2.5合、ハト麦0.5合で炊いています。
【作り方】
1.材料の用意をする。
トマトは上1/4くらいのところで切り、中身はくり抜きみじん切りにしてボウルに入れておく。
玉ねぎ、ニンニク、マッシュルームはそれぞれみじん切りにしておく。
2.フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、香りが立ってきたら玉ねぎを入れて炒める。
玉ねぎが透き通って来たらマッシュルームを入れて軽く炒め、
1のトマトの中身、枝豆、ご飯を入れて、水分を飛ばすように炒める。
チーズを入れて塩胡椒少々で味を調え全体を混ぜて火を止める。
3.2をトマトに詰めて耐熱容器に並べ、オリーブオイル小さじ1をかけ、
200度に温めたオーブンで約30分焼く。
切り落としたトマトの蓋部分は上に乗せず、横に並べて一緒に焼く。
4.アツアツを取り出してお皿に盛り、トマトの蓋を上に乗せて、出来上がり!

冷めてもおいしいですが、胃が冷えないように温かい状態で食べるのがおすすめです♪
ナイフ&フォークを使うと食べやすいですよ。
炒める時間も短く、後はオーブン任せの料理なので、気温が高い時期にも作りやすいメニューです。
是非お試しください~☆
以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。
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