- 2022.05.14
- 湿気を取り除く、よもぎのニョッキ
湿気を取り除く、よもぎのニョッキをご紹介します。
梅雨が来るには早いのでは?と思う時期ですが、すでに雨模様が続いてジメジメ...なので、湿気を取り除くメニューを作ってみました。
湿気が多くなると体が重く感じたり、胃腸に不調が出やすくなったりと水分の循環が悪くなりやすくなります。
気温が高くなってくると冷たいものも取りがちになるので、胃が冷えて不調が出る方もいます。
そんな時に、胃を労わり除湿し、胃を温める食材として、じゃがいもとよもぎを組み合わせてニョッキを作りました。
よもぎは生薬の一つでもあるのですが、内臓を温め労わり、除湿して痛みを取り除いてくれる食材です。
体の冷えからくる生理不順や痛みにも良い、女性の味方の食材です。
じゃがいもは胃の調子を整えてくれるもの。お腹の冷えや痛みにも良いものです。
体を温めも冷ましもしない「平」の食材なので、消化も良く、誰でも食べやすい便利食材です。
そして合わせたトマトソースも、今回のテーマにピッタリ食材で作られています(ベーシックなトマトソースです)。
玉ねぎ・人参・セロリの香味野菜たちは、名前の通り香り高く、気を巡らせてくれます。
その中でも玉ねぎ・人参は消化機能を整え、セロリは除湿してくれるのです。
トマトも消化促進してくれる胃に良い食材で、今回は生の冷たいものではなく煮込んでいるので冷やさず食べられるのが良いところです!
よもぎをお茶などで取り入れるのではなく、食事に取り入れたいなぁと思い...考えてみました。
生のよもぎを手に入れるのは難しい場合もありますので、手に入れやすい市販のパウダーのもの(富澤商店さんのです!)を使っています。
では作り方を。
【材料】約4人分
《ニョッキ》
じゃがいも 300g
よもぎパウダー 5g
水 25cc
強力粉 90g
塩 ひとつまみ
《トマトソース》おおよそ4人分
トマト缶 2個
玉ねぎ 1/2個
人参 1/4個(約40g)
セロリ 1/2本
ニンニク 1片
オリーブオイル 大さじ2
塩 小さじ1/4
水 1カップ
赤ワインビネガー 大さじ1
黒胡椒 少々
【作り方】
1.トマトソースを作る。
玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニクをみじん切りにする。
フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ温め、香りが出たら玉ねぎ、人参、セロリ、塩を入れてじっくり炒める(15分ほど半量になるまで)。
2.1のフライパンにトマト缶のトマトを手でつぶして入れる。トマトを取り出した缶に水を入れたもの、赤ワインビネガーも入れ、中火で30分ほどじっくり煮る(酸味を飛ばすため蓋はしない)。
3.色が変わり煮詰まってきたら火を止め軽く冷まし、ブレンダーやフードプロセッサーで滑らかに撹拌する。塩胡椒で味を調えて出来上がり。
4.ニョッキを作る。
よもぎパウダーは水25ccを加えて混ぜておく。
鍋にたっぷりの水を入れ、洗ったじゃがいも(皮付きのまま)を入れて茹でる。
茹で上がったら熱いうちに皮を剥き、スケッパーやマッシャーで細かくし、強力粉、よもぎパウダーを戻したもの、塩を加えて切るように混ぜ合わせる。(画像参照)
5.全体が混ざったら、じゅっと押して一つにまとめ、棒状にして2cmくらいにカットする。(画像参照)
カットしたものを指で押して転がし(もしくはフォークでつぶす)形を作る。
6.大きい鍋にたっぷりお湯を沸かし、5のニョッキを茹でる。水面に浮いてきたら茹で上がりなので、ざるにあけて水気を切る。
7.6をお皿に盛り、トマトソースをかけて、出来上がり!
赤ワインビネガーはなくてもよいですが、入れるとコクが出るのでおススメです!
よもぎの香りとトマトのコク、甘味が合うので、ぜひ作ってみてくださいね。
以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした!
***********
薬膳でもっと元気に
もっとキレイに
もっとハッピーに!
◇協会からのお知らせ◇
京都・仙台・福岡!薬膳茶講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php
薬膳入門ワンデー開講します♪
https://www.y-concierge.info/topics/2022/04/000734.php
毎月開催!zoom説明会
https://www.y-concierge.info/topics/2022/04/000709.php
8月開講!薬膳茶プレジャリスト講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course05.php