- 2024.02.24
- 肝を労わる、鯖のトマト煮
肝を労わる、鯖のトマト煮をご紹介します。
春が近づいて来たので、
体を温めつつ春に合わせて肝を労わるものを作りました。
これは私がよくつくるメニューの一つです!
春は肝を労わるのが大切なのですが、
イライラしたり目が疲れたり、
私もそうですがスタートの時期で
心もバタバタしストレスがかかりやすくなります。
イライラを取り除き、穏やかに過ごせるように血を補って巡りを良くします。
ということで、鯖。
体を温め血流を良くしてくれます。
今回はトマト煮込みにしましたが、
トマトは水分補給してくれるもの。
血も水も消耗するのでどちらも補います。
ただ、トマトは体の熱を冷ますので、
生ではなく煮込みにして温かい状態でいただきます。
そしてクコの実を加えました。
クコの実は血を補って血流を良くしてくれるもの。目に良いので春に良い生薬として代表的なものです。
トマトとは味覚的にも相性が良いので、違和感なく食べていただけると思います!
この他に玉ねぎも使っていますが、
玉ねぎは消化促進、血行促進に。
パプリカも春に良い食材で気を巡らせてくれますよ。
イライラしてカッカとした時は、辛いものを食べたい!という方もいるかもしれませんが、
逆にこういう時は熱を冷ますようなもの、
気を巡らすものがおすすめです。
では作り方を。
【材料】
鯖 半身2枚
トマト缶 1缶
玉ねぎ 1/2個
ニンニク 一片
パプリカ 1/2個
クコの実 大さじ1
赤ワイン 100cc
ローリエ 1枚
パセリ 1本
塩胡椒
【作り方】
1.鯖は4cm幅にきり、塩をふり、小麦粉をはたく。
玉ねぎ、パプリカ、ニンニクはそれぞれみじん切りにする。
2.フライパンにサラダ油大さじ1をいれ、鯖を焼く。表面が焼けたら取り出しておく。
3.2のフライパンを温め、玉ねぎ、パプリカ、ニンニクを炒める。
玉ねぎの色が変わってきたらトマト缶、クコの実、赤ワイン、ローリエ(あったらパセリの茎)を入れて全体を混ぜ合わせ、鯖を入れて弱火で30分ほど煮込む。
4.水分が飛んで煮汁が煮詰まってきたら火を止める。
(パセリの茎を入れていたら取り出す)
お皿に盛り付けて、ちぎったパセリを散らして出来上がり!
ソースが多めですが、このソースもおいしいので、パスタに合わせたり、バゲットに合わせたりしていただいてみてくださいね。
補って、巡らせて、スッキリしましょう〜
以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした!