- 2024.02.10
- 消化に良く元気をつける、鶏肉と金柑煮
消化に良く元気をつける、鶏肉と金柑煮をご紹介します。
春節を迎え、この時期はめでたさの象徴である金柑を使うことが多いのですが、
今回は金柑の甘露煮と鶏肉を合わせて、冬から春に向けてよいメニューを作りました。
鶏肉は(前回も使用しましたが...)体を温め元気をつけてくれる食材。
疲れている時にも良いですね。
そしてうずらの卵も合わせたのですが、五臓に良い、という素晴らしい食材。
足腰の疲れやによく、気血を補ってくれます。
手軽に組み合わせられるのも便利ですね。
金柑は体を温めるもので、
すっきりした柑橘の香りで気を巡らせて、消化促進してくれるもの。
食べすぎや胃もたれにも良いものです。
みかんは似ていますが体の熱を冷ますもの。
金柑(や柚子)とみかんの違いは主に皮を食べて水分が少ないからかな、と思っていますが、
みかんの皮の陳皮(チンピ)は体を温めるものなので、やはりそうなのかな〜と考えています。
(潤いの食材は体の熱を冷ますものが多いのです)
私は気が滞りやすく、特に春はそのピーク!なので、
意識的に理気食材(気を巡らせてイライラを発散してくれるもの)を取り入れます。
好きなものは体が必要としていることが多いですね~
今の時期は体を温める食材と、
暖かくなってきたら熱を冷ますものも組み合わせています。
自分のその時の体調、体質を考えながら
温めたり冷ましたり、巡らせたり補ったりするのが薬膳料理の醍醐味です。
では作り方を。
【材料】
鶏手羽元6本
うずらの卵の水煮 6個
生姜 一片
金柑の甘露煮※ 4個(シロップ大さじ1も)
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
水100cc
【作り方】
※金柑の甘露煮は以前アップしたこちらを参考に。
https://www.y-concierge.info/topics/2022/01/000707.php
1.手羽元は骨に沿って包丁を2箇所ずつ入れておく。金柑は半分に切っておく(種がある場合は取り除いておく)。
2.鍋にサラダ油大さじ1を入れ、手羽元を入れて表面を全体的に焼く。
うずらの卵、スライスした生姜、酒、醤油、金柑、水を入れて蓋をし、20分ほど弱火で煮込む。
3.蓋を開けて汁を煮詰める。
汁がとろっとしてきたら火を止めて、出来上がり!
味は鶏肉のマーマレード煮のような感じです。
市販のジャムではなく全部作っているので、
何が入っているのかがわかるのが手作りのいいところですね〜
金柑の甘酸っぱさで食欲も増進されます。
ぜひ作ってみてくださいね!
以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。
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