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2023.11.29
秋ナスは嫁に食わすな

『秋ナスは嫁に食わすな』聞いたことありますか。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

調べてみると、この言葉、だいたいこんな解釈があるようです。

①美味しい秋のナスを、憎い嫁には食べさせるなという意地悪心説(字面からはそう読み取れますよね?)。
②秋ナスは種がないので、そうならないようにという子孫繁栄の願掛け説。
③ナスは身体を冷やすので、特に寒くなってくる秋には嫁が身体を冷やしませんようにという思いやり説、の3つ。

で、思いやりかどうかはさておき、薬膳してる方には③がピンとくるのではないでしょうか。
そう、薬膳=東洋医学では、ナスは身体を冷やすと考えられています。ですが、身体を冷やすというマイナス面だけでなく、血に余分な熱があればそれをとり、血行をよくすると言われています。冷えが気になるときは、ネギやショウガ、ニンニクなど温める食材と合わせて食べましょう。

また、ナスの色でもあるナスニン(可愛らしいけど本当の名前です)というポリフェノールは、身体の酸化=老化や疲労、を抑える働きがあります。ナスと相性のいい油はナスニンの流出を抑え吸収をよくするので、とてもいいコンビなのです。
ナスニンは皮に多く含まれていますので、一物全食、皮も食べるのがお勧めです。
ちなみに、ナスが油を吸い込む様が気になるときは、ナスをレンチン♪してから炒めてみてください。それほど吸い込まなくなります。

では、最近の気候変動は『秋がない』とも言われますが、1日の中でちょっとした時に秋を感じたりする今日この頃の''たがやす''でした。

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