お知らせInformation

2024.05.01 NEW
二十四節気とタケノコ ~立夏のころ~


2024年は5月5日から二十四節気でいう立夏のころに入ります。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

初夏の挨拶でおなじみ、まさに『風薫る季節』となりました。
すがすがしいこと、この上ないですね。

さて、二十四節気は1年を24個に分けましたが、さらに3つに分けた七十二侯は、立夏の間にこのように移り変わります。
初侯:蛙始鳴(かわずはじめてなく)......5月5日ころ、カエルが鳴き始めます。
次侯:蚯蚓出(みみずいづる) 5月10日ころ、ミミズがでてきます。
末侯:竹笋生(たけのこしょうず) 5月15日ころ、タケノコが生えます。

そうです。末候にもあるように、タケノコの美味しい季節です。
タケノコは陽の気の高ぶりを鎮め、痰を取り除き、尿の出をよくし、むくみ改善にも有効です。
また、食物繊維が多く、便秘やコレステロールの吸収を抑える効果のあります。

ちなみに、切断面にある白い粉はチロシンと呼ばれる認知症予防に効果的ともいわれるアミノ酸です。洗い流さなくてOKです。

で、ですね。
余談ですが、思い出したのです。
幼い頃、タケノコの皮を使っていたことを!!
使えるようにするために、表面に生えているうぶ毛のようなものを軽石でそいでいたことを!!
改めて調べて見ると、タケノコの皮には防腐効果があって、通気性もいいのでおにぎりを包むのにももってこいだとか。
現代でいうラップのようなかもしれませんが、通気性に関してはタケノコの皮の勝ちかもしれません。
おにぎりも写真のように、タケノコの皮で包んであると美味しさが増す感じがしませんか。

乾燥したタケノコの皮を売っているのを見かけることがありますが、次に見たら買ってしまいそうな気がします。

では、5月は端午の節句や母の日などなど、行事が目白押しですが。5月5日にカエル、5月10日にミミズ、5月15日にタケノコに思いをはせてみてはいかがでしょうか。

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*二十四節気 立夏 タケノコ

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2024.04.17 NEW
【春キャベツと薬膳 ~ザワークラウト作ってみました~】

春キャベツと薬膳。ザワークラウトを作ってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

今回は、胃腸の調子を整える『ビタミンU(ユー)』別名『キャベジン』でお馴染みキャベツをご紹介。

まずは...
キャベツの働きその①
胃や腸の粘膜を保護し、胃腸の調子を整えます。胃もたれや胸のつかえにも有効です。


ポイントはビタミンU。
ビタミンUは水溶性なので水につけると切断面から出て行ってしまいます。
キャベツの葉は洗ってから切る、水に浸ける時間を少なくするとビタミンの損失を防げます。

キャベツの働きその②
春は肝の気が高まりやすく自律神経に不調がでやすい季節。
キャベツは肝の解毒機能を高めてその働きをサポートします。

キャベツの働きその③
意外にもビタミンCを多く含み、ストレス改善、疲労回復も期待できます。
食物繊維も多いので、ストレスからくる便秘にもお勧めです。
ちなみに、芽キャベツのビタミンCはキャベツの数倍!!

そして...
春といえば適度な酸味も欲しいところ。
ということで、キャベツを乳酸発酵させる料理、ドイツの漬物ともいわれるザワークラウト作りました。
こんな感じです(写真1枚目)。

出来上がったざザワークラウトは、さっぱりしているので、こってりしたソーセージに合わせたり、サンドイッチの具にしたりしていただきます。

キャベツで胃腸を元気に。


簡単発酵食品、ザワークラウト、日持ちするのでぜひお試しください。

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*食材:キャベツ

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2024.04.03
二十四節気と明前茶(みんちぇんちゃ) ~清明のころ~

2024年は4月4日から二十四節気の清明の季節に入ります。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

清明ときくと、陰陽師 安倍晴明を思い浮かべるかたも多いと思いますが、今回は二十四節気という暦の話から始まります。

二十四節気とは、太陽が1年かけて通る道を24に分けて季節を表したもので、清明は春をあらわす季節の5番目になります。
江戸時代に出版された暦便覧では『万物発して清浄明潔(しょうじょうめいけつ)なれば、此芽は何の草としれる也』と書かれており、清明は清らかな春先の様子を表す「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」の略語であるとされています。
中国や沖縄では『清明節』や『清明祭(シーミー)』と呼ばれる、先祖を敬うお盆のような習慣があるところもあるそうです。

さて、二十四節気は主に農耕に用いられてきましたが、お茶の栽培もその一つ。
清明の前に摘んだ茶葉は「明前茶(みんちぇんちゃ)」、清明から穀雨(清明の次の季節です)までに摘まれた茶葉は「雨前茶(うぜんちゃ)」と呼ばれ、特に明前茶は貴重なお茶とされることが多いようです。
時々、お茶に『明前○○茶』と書かれているものがあるので、注意して見てみてくださいね。

お茶の種類はいろいろありますが、日本茶も立派な薬膳茶。
からだの余分な熱をだし、頭をすっきりさせる効果があります。春に起こりがちな目の充血やイライラ解消にもお勧めです。

ちなみに、清明の季節のなかでも4月14日ころからは 虹始見(ニジ ハジメテ アラワル)といわれ、空気が潤ってきて虹が出やすくなる時期だそうです。
雨の日はお茶を飲んでリラックスして、雨が上がったら空を見上げてみませんか。もしかしたら虹がでているかもしれません。

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2024.03.20
赤ワインとクコの実の薬膳酒

赤ワインとクコの実の薬膳酒を紹介します。
たがやす薬膳コンシェルジェです。

と言っても、本格的(?)ではなく、自己流のいわばなんちゃって薬膳酒です。

場所は横浜中華街。クコの実の大袋をもってレジに向かう途中、見知らぬ人から『それ、どうやって食べるんですか』と声を掛けられました。
同じように金針菜を持っていた時も声を掛けられたことがありましたが、気になってるけど食べ方が分からない人がたくさんいるな~っと感じます。
お店の方に、もう少し食べ方とか書いてみたらどうだろうかと、余計なお世話を焼きたくなります。

さて、クコの実は、毎日お茶にして飲んでいるほか、飲み残しの赤ワインにクコの実を漬け込んで『自己流なんちゃって薬膳酒』としていただいたりしています。
もちろん飲み残しじゃなくてもOKです。

クコの実はアンチエイジング効果も期待できるなどスーパーフードとしても知られ、枸杞子(クコシ)という名前で生薬としても使われます。
目の疲れや足腰のだるさ、滋養強壮などなど、その効果は多岐にわたります。

私のなんちゃって薬膳酒を掲載するにあたり調べてみたら、この組み合わせはスタンダードのようで、菊花やドライフルーツと一緒に漬けたものなどイロイロありました。
パソコン作業で目がお疲れの方、赤ワインの飲み残しがある方、軽い気持ちでお試しいただければ幸いです。

追記:クコの実の大量消費としては、杏仁先生が著書でも紹介されていた(大量消費としてではありませんが)ゴジトマジャム(ゴジベリーとトマトのジャム)、かなりお勧めです。

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2024.02.21
生姜の保存に乾姜(かんきょう)をつくってみました

生姜の保存に乾姜をつくってみました。
たがやす薬膳コンシェルジュです。

生の生姜がたくさんあったので、保存方法を思案してまして。
すりおろしたり、みじん切りにしたものを細かくラップで包んで冷凍してみたり、醤油やハチミツと合わせてタレにして保存したりしてましたが(これも便利ですが)、せっかく空気が乾燥しているので乾姜をつくってみようと思い立ちました。

ちなみに、干姜(かんきょう)は生姜をただ干したもの、乾姜は蒸してから干したもので、乾姜の方がお腹を温める効果が優れていると言われます。

まずは、生姜を薄切りにして(香りだけで薬効がありそう)、蒸し器に並べて蒸す。
ちょっと色が変わればOKとのことで、蒸しはすぐに完了。
陳皮干しでも活躍している竹ざるに並べて干せば乾姜の完成。

写真を撮り忘れてしまったのですが、思った以上に小さくなってしまって、丸まってるし、売っているものとは見た目が大分違ったものになりました。

使うときは水で戻すと薬効が薄まりそうなので(私の主観ですが)、そのまま調味料に浸して使うようにしています。
カラカラに乾いているので、簡単に手で細かくできますし、使い勝手は悪くありません。
私はお腹が冷えやすいので今回は乾姜をつくりましたが、簡単にできる干姜もお勧めです。

空気が乾燥しているうちに、何か干したくなる今日この頃です。

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