お知らせInformation

2025.01.11
胃を労わるコムタン作りました

胃を労わるコムタン(牛骨スープ)をご紹介します。


今回は、お正月で疲れた胃(食べ過ぎた前提ですが...笑)を労わるメニューにしました。
しかも、0から作るのではなく、以前韓国食品スーパーで購入した
「コムタンの素」を使ってとっても簡単に作りました。


コムタンとは、
牛肉、牛骨を煮込んでできたスープの事で、白濁した色が特徴です。


牛肉は前回も牛すじとして登場しましたが、
胃を労わり、気血を補ってくれ、筋肉や筋に良いものです。
ですので、胃が弱っている時、疲れている時におススメです。


購入したコムタンはスープのみ(液体)でしたので、
牛肉、カブ、長ネギをプラスして煮込み、
体を温めるキムチと一緒にいただきました。


カブも消化を促進してくれる食材ですので加えました。
そして体を温めてくれるので冬の時期によいものです。


白米をプラスしてお粥のようにすると、より元気を補いますので
お好みでプラスしてみてくださいね。

コムタン.jpg


【材料】
コムタンの素
牛モモ肉(脂身が少ないものが消化が良いのでおすすめです)100g位
カブ 1~2個
長ネギ 10cm
お好みでキムチなど


体も温まり血行が良くなるのを感じます。
最近はいろいろなスーパーでコムタンを見かけることも
多くなったので、ぜひ手軽に取り入れてみてくださいね。

以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。
今年もよろしくお願いいたします!


***********

薬膳でもっと元気に
もっとキレイに
もっとハッピーに

◇協会からのお知らせ◇

★1/15オンラインで薬膳チャイ作り
https://www.y-concierge.info/topics/2024/12/000954.php

★オンライン講座説明会(随時)
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000931.php

★1/16開講!オンラインで薬膳茶エバンジェリスト講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php

★1/22開講!通学+オンラインで薬膳基礎講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course01.php

★1/18伝統スープで祝う新年親睦会
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000939.php

2024.12.28
足腰に良い牛すじ味噌煮込み

足腰に良い牛すじ味噌煮込みをご紹介します。
年末年始に、体を労わるメニューです。


寒さとともに足腰の疲れも出やすくなる季節。
冬は体を温める鶏肉や鮭を食べることもよいですが、
足腰ケアしたくなる私は、牛肉もよく食べます。


今回は、その中でも「牛すじ」を使った料理をご紹介します。
名前から、いかにも体に良さそうですよね~


牛すじ(牛肉)は、気血を補い、胃を労わり消化促進してくれるもの。
そして足腰によいので、体が弱った時に良い食材です。
脂肪が多いと胃に負担がかかりますので、
脂肪分少なめのお肉で煮込み料理などがおすすめです。


合わせた食材は、消化を良くするものたちです。


大根は気を巡らせて消化吸収を良くしてくれるもの。
沢山食べる年末年始におすすめです。


人参も消化吸収によく、胃に停滞しているものを取り除いてくれます。
そして目の疲れにも良いです。
大根と人参のなますがおせち料理に入っているのは納得!といつも思います。


そしてこんにゃくも消化不良によいもの。
ただし体の熱を良くも悪くも冷ますので(なので腫物、打撲などに良いのです)
この時期食べる時は温かいものと組み合わせるのがおすすめです。


その冷やすものを補う食材として、
生姜、黒砂糖の温め食材を加えました。
黒糖と相性の良い赤味噌で、コクのある味付けです◎

牛すじ煮込み.jpg

では、作り方を。


【材料】
牛すじ 300g (下処理後240g)
大根 1/2本
人参 1本
こんにゃく 1枚(220g)
生姜 一片
長ネギ お好みで
だし汁 300cc

*料理酒 大さじ2
*みりん 大さじ2
*黒砂糖 大さじ2
*赤味噌 大さじ2
*醤油 小さじ2


【作り方】
1.牛すじは事前に下処理をしておく。
 鍋にたっぷりの水と牛すじを入れて1分ほど沸騰させ、ゆで汁を捨てる。(ゆでこぼし)
 取り出した牛すじを水できれいに洗い、適度な大きさに切り鍋に入れ、
 長ネギ、生姜(分量外)かぶるくらいの水を入れて火にかけ、
 1時間半程(圧力鍋なら30分程)煮る。
 灰汁が出てきたら都度取り除きます。

2.材料を切る。
 大根は厚めのいちょう切りに、こんにゃくはスプーンなどでちぎり、
 人参は乱切りに、生姜は薄切りにします。
 *の調味料は混ぜ合わせておく。

3.鍋に具材と2の調味料、だし汁を入れ、沸騰したら弱火で蓋をして30分ほど煮込む。
 牛すじが柔らかくなっているのを確認したら、水分を飛ばして味をしみこませて、出来上がり! 
 (柔らかさが足りなかったら長めに煮込んで調整してくださいね) 


お好みで、長ネギや一味唐辛子を乗せていただいてください。
牛すじがとろとろになっているとおいしいですよね~
ぜひお試しください。


年内最後の投稿となりました。ご覧いただきありがとうございます☆
来年も、おいしくご飯が食べられる1年になりますように~!
今後とも、どうぞ、よろしくお願いいたします。


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。

***********

薬膳でもっと元気に
もっとキレイに
もっとハッピーに

◇協会からのお知らせ◇


★1/15オンラインで薬膳チャイ作り
https://www.y-concierge.info/topics/2024/12/000954.php

★オンライン講座説明会(随時)
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000931.php

★1/16開講!オンラインで薬膳茶エバンジェリスト講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php

★1/22開講!通学+オンラインで薬膳基礎講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course01.php

★1/18伝統スープで祝う新年親睦会
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000939.php

2024.12.14
体ポカポカ、ニラと豆腐のスープ

体ポカポカ、ニラと豆腐のスープをご紹介します。


寒さと乾燥を感じるこの季節。
体も縮こまって疲れてくるので、体をゆるめてホッとするようなスープを作りました。


体温め食材と、潤い食材、元気をつける食材の組み合わせです。


温め食材は、ニラ。
ニラは血行を良くして体を温めてくれるもの。
個人的には冬だけでなく、夏以外はいつでも食べているお気に入り食材です。


そしてネギ、ニンニク、生姜の香味野菜にコチュジャンです。
ネギと生姜は発汗作用があり、寒さを散らしてくれるもの。風邪のひき始めにも良いですね。
ニンニクはお腹を温めて胃腸の働きを整えてくれるもの。
コチュジャンに入っている唐辛子は、お腹を温め寒さを散らしてくれるもの。
潤いの逆で体の湿気を取り除くものです。
乾燥しますし胃を痛めることもあるので取り過ぎには注意!です。


潤い食材は、豆腐と白胡麻。
豆腐は体を潤し、余分な熱を冷ましてくれるもの。元気もつけれくれます。
そして白胡麻は腸や肺を潤してくれるものです。(味もマイルドになるので◎)


元気食材は、牛肉。
牛肉は気血を補い、骨や筋を強くしてくれるもの。
脾胃に良いので消化吸収にも役立ってくれるのが良いところです。


体を温めるなら潤い食材を入れなければ良いのでは?と思うかも知れませんが、
どちらも組み合わせて温めるけど乾燥しないように組み合わせます。
今回は、温めのバランスが多めです。
(ですので体が熱を持っている時は控えた方がよいですね)

ニラと豆腐のスープ.jpg

では作り方を。


【材料】
牛挽肉 100g
ごま油 小さじ1
ニラ 1/2束
豆腐 一丁
長ネギ 10cm
コチュジャン 大さじ1
味噌 大さじ1
みりん 大さじ1
酒 大さじ1
ニンニク 一片
生姜 一片
ダシダ 小さじ2
白ごま 大さじ3 擦る
水 500cc


【作り方】2~3人分
1.ニラ、ネギはそれぞれみじん切りに、
 ニンニク、生姜はすりおろしておく。

2.フライパンにごま油を熱し、牛挽肉を炒める。そこにコチュジャンと味噌、ニンニク、生姜を入れて炒める。

3.2に水、ダシダ、酒、みりん、ニラ、長ネギ、豆腐(大きめに切る)を入れて弱火で15~20分煮る。

4.白胡麻を擦り(ペースト状に近いくらいまで)全体を混ぜ合わせて、出来上がり!


コチュジャンで辛さがあっても白胡麻で坦々スープのような味わいになります。
(コクがプラスされておいしい~)


血行が促進して体がポカポカになりますよ!
やっぱり薬膳の基本はスープですね~
ぜひ作ってみてください♪


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。

***********

薬膳でもっと元気に
もっとキレイに
もっとハッピーに

◇協会からのお知らせ◇

★茶葉付きで学ぶ自宅で薬膳茶入門
https://www.y-concierge.info/seminar/course05.php

★オンライン(zoom)説明会
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000931.php

★1/16開講!オンラインで薬膳茶エバンジェリスト講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php

★3月開講!東京14期薬膳茶エバンジェリスト講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php

2024.11.23
温めて潤し、元気をつけるスープ

温めて潤し、元気をつける白木耳(白キクラゲ)と鶏手羽のスープをご紹介します。


冬に入ったので体を温めるものを欲してますが、乾燥も気になるところ。
ですので今回は、どちらも組み合わせて、
温めて潤し、元気をつけるものを作りました。


食材は、秋の白、冬の黒、のミックスです。


まずは潤い代表を。
白木耳、蓮根、白菜、長芋です。
白木耳は肌や喉を潤してくれる潤い薬膳の代表格。
胃腸の働きを整えてくれるのも良いところ。
とろとろに煮込んでスイーツに使うこともありますが、
普通のスープに使うのが個人的に好みです。


白菜は体の熱を冷まし水分補給し、余分なものを排出してくれるもの。
便秘や喉の渇きにも良いです。
食べると水分を感じるのがおいしいポイントですね。


蓮根は喉の痛みや咳、血流の滞りなどによいもの。風邪の時にぴったりです。
胃の機能も整えてくれるので入れています。


長芋は疲労回復によく、肌を潤してくれるもの。
秋の乾燥にも良いですが、冬の「腎」、エイジングケアにもよいので秋〜冬におすすめです。


そして温め代表は、鶏肉です。
鶏肉は胃腸を温め元気をつけてくれるもの。
長芋と同じく、元気がない時の滋養強壮にピッタリで、胃に負担をかけず食べやすいのが良いところ。


この他に舞茸も入れています。
舞茸は元気を補い内臓の働きを良くしてくれるもの。
腎の働きを高めてくれる、冬におすすめの食材です。


しっかり煮込むことでそれぞれの出汁が出て、滋味深いスープが出来上がります!

白きくらげと鶏肉のスープ.jpg


では、作り方を。


【材料】6人分位
白木耳(乾燥) 18-20g
蓮根 100g
鶏手羽 5本
舞茸 1パック
白菜 1/4
長芋 100g
顆粒スープの素(ダシダや鶏出汁がおすすめ) 大さじ1
水 500-600cc


【作り方】
下準備:白木耳はたっぷりの水につけて戻し、石づきを取る。
1.鶏肉は骨の側に包丁を入れておく(出しがてるのと食べやすい)。
 白菜は短冊切りに、蓮根は半分を銀杏切りに、残りはすりおろし、長芋は一口サイズに、それぞれ切る。
 ニンニクは芽を取り潰し、生姜は薄くスライスする。

2.大きい鍋に、白菜→蓮根→白木耳→鶏手羽→ニンニク、生姜の順で鍋に入れ、
 顆粒だし、酒大さじ3を上からかけて火にかけ、
 沸騰したら弱火にして蓋をして20分ほど煮る。

3.蓋を開けて蓮根のすりおろしと長芋を入れ、全体を混ぜ、水を入れて強火にし、
 沸騰したら弱火にして蓋をして20分ほど煮る。

4.全体を混ぜ、塩胡椒で味を整えて、出来上がり!


優しい味で、ポカポカに温まって肩の力も抜けるスープです。
具沢山なので食べ応えもあります。
ぜひ作ってみてくださいね!


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


★美味しい屠蘇散作り〜お節料理の試食つき
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000936.php

★佛跳牆で「新年親睦会」
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000939.php

★自宅に届く薬膳ハーブで学ぶ薬膳茶入門(オンライン)
https://www.y-concierge.info/seminar/course05.php

★薬膳チャイ作り〜カンタン体質チェックとお茶菓子つき
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000931.php

★オンライン(zoom)講座説明会のご案内
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000931.php

2024.11.09
ホタテとアボカドで潤い補給

ホタテとアボカドで潤いを補給するサラダをご紹介します。


空気の乾燥も寒さも本格的になって来ました。
体の乾燥は風邪につながりやすいので、
その前に元気をつけて潤い補給しておきたいですね。
ということで、サラダ用のホタテと同じく潤いのアボカドと組み合わせてサラダを作りました。


ホタテは陰(体液など潤い)を補ってくれ、肝と腎の働きを助けてくれるもの。
体の乾燥や火照りに良いものなので、
春のイライラでの水分不足や心の安定、
冬の乾燥対策や元気がない時の滋養強壮に向いています。


アボカドは、体の余分な熱を冷まし、
元気を補い腸を潤してくれるもの。
便秘にもよいですね。


そして玉ねぎは気血の巡りを良くして体を温め、消化を促進してくれるもの。


そしてバジル。
香りで気の巡りをよくしてくれ、消化を促進してくれます。
春のイライラにも向いてますが、気血を巡らせ体を温める作用もあるので今回組み合わせました。


ホタテも玉ねぎもバジルも、胃の機能を整えてくれるので、
食べたものをしっかり消化するのも良いところです。


潤いの食材をメインに、
元気を補い消化促進し、
体を冷やさないように温めるものを加えています。

ホタテとアボカドのサラダ 003.JPG


では、作り方を。


【材料】
ホタテ(刺身用) 100g
アボカド 一個
赤玉ねぎ 1/2個

◇バジルソース
バジル 1パック
ニンニク 一片
オリーブオイル 大さじ3
塩 小さじ1/4
レモン汁 小さじ1


【作り方】
1.バジルソースを作る。
◇の材料を全てフードプロセッサーに入れてペースト状になるまで撹拌する。

2.アボカドは半分に切りタネを取り、皮を剥き、一口サイズに切る。
 玉ねぎは薄くスライスする。

3.ボウルにホタテ、アボカドを入れ、バジルソースを大さじ2入れて全体を混ぜ合わせる。

4.お皿に玉ねぎを敷き、3を乗せて、出来上がり!
 お好みで上から塩、レモン汁をかけても◎です。


今回は小さめサイズのホタテ貝柱だったのですが、
大きいサイズの場合はアボカドと合わせて
1/4サイズに切った方が食べやすいと思います。


体を潤して元気をつけて、ゆるりと冬を迎えられたらと思います。
ぜひ作ってみてくださいね。


以上、フーディ薬膳コンシェルジュでした。


12/4薬膳茶の入門講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course05.php

12/14お屠蘇作り
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000936.php

1/16和洋中の薬膳ハーブをオンラインで学ぶ薬膳茶講座
https://www.y-concierge.info/seminar/course04.php

1/18佛跳牆で新年親睦会
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000939.php

1/22体質の見方と応用が楽しく学べる薬膳基礎コース
https://www.y-concierge.info/topics/2024/10/000943.php

  1. < Prev
  2. 1
  3.  
  4. 2
  5.  
  6. 3
  7.  
  8. 4
  9.  
  10. 5
  11.  
  12. 6
  13.  
  14. 7
  15.  
  16. 8
  17.  
  18. 9
  19.  
  20. 10
  21.  
  22. 11
協会・教室に関する
ご質問にお応えします
03-6451-1103
受付時間 平日11:00~17:00

PAGE TOP